下痢や便秘の症状がよく出る人は、過敏性腸症候群(IBS)の可能性があります。

他の胃腸の病気と区別が付きにくいため、下痢や便秘の症状が続くようであれば、医療機関を受診して検査を受ける必要があります。

また、日常的に強いストレスを感じている人も要注意です。

過敏性腸症候群(IBS)の症状や原因、予防方法などについて見て行きましょう。

過敏性腸症候群(IBS)の症状

過敏性腸症候群は、腹痛にともなって下痢や便秘の症状が表れます。

しかし、病院で検査を行っても胃や腸には特に炎症を起こしている箇所や潰瘍など、目に見える異常は見つからないのが特徴です。

過敏性腸症候群になると、男性の場合は下痢の症状が多くなり、女性の場合は便秘の症状が多くなる傾向にあります。

下痢の症状の場合には、1日に何度も急激な便意を催し、いつでもトイレに駆け込める状況でないと安心できません。
電車に乗る際には、いつ便意に見舞われるか分からないので、不安になる方が多いのです。

便秘の症状が出る場合には、排便の回数がかなり減り、1週間に数回くらいという方が多いようです。非常に固い便しか出ず、残便感が残ることも少なくありません。

人によっては、下痢と便秘の両方の症状が出ることもあります。下痢が改善してきたら、次は便秘の症状が出るような具合です。

過敏性腸症候群になったことで、直接命に関わるような事態になるケースは稀です。しかし、快適な日常生活を送ることができません。生活の質が低下してしまうことになります。

過敏性腸症候群(IBS)に役立つ乳酸菌の選び方

過敏性腸症候群(IBS)の原因

過敏性腸症候群(IBS)は自律神経に異常が生じることが原因で、腸の働きに影響を与えているとされています。

自律神経の異常は1つだけの原因で起こるものではなく、複数の要因が組み合わさることで起きていることが多いです。

その要因の中でも特に大きいとされているのはストレスでしょう。

普段から強いストレスに晒されることで、過敏性腸症候群になってしまう人が少なくありません。

腸は脳との距離は離れていますが、脳との関連が深く、脳の状態が腸にも影響しやすいのです。また、ストレスを解消するために、暴飲暴食をすると、さらに過敏性腸症候群になりやすくなることもあります。

過敏性腸症候群(IBS)にかかりやすい人のタイプ

過敏性腸症候群は、ストレスに弱い人や神経質な人が特にかかりやすい傾向にあります。また、体質的なことだけでなく、周囲の環境も大きく影響するのが特徴です。真面目すぎる人や責任感の強すぎる人は、強いストレスを受けているため、過敏性腸症候群になることがあります。環境が大きく変わることで、過敏性腸症候群になってしまう人も少なくありません。環境の変化がストレスになってしまうためです。

感情表現があまり得意でない人も、過敏性腸症候群になりやすい傾向にあります。辛いときや嫌なとき、悲しいときに、その感情を表に出さないと、身体の内部で表現してしまうためです。

生活習慣が乱れがちな人も注意しましょう。真面目で責任感の強い人が、そのストレスをお酒で解消しているようなケースがよくあります。暴飲暴食でストレスを発散している人もいるでしょう。ストレスと乱れた生活習慣の両方が過敏性腸症候群のリスクを高めます。タバコを吸う人なども、過敏性腸症候群のリスクが高まるでしょう。

過敏性腸症候群(IBS)の検査・診断

過敏性腸症候群の検査を行う際には、血液検査や検便などを行い、血便の有無を調べます。検査を受ける段階では、過敏性腸症候群なのか、胃腸に炎症や潰瘍があるのか分からないためです。炎症や潰瘍がないことが確認できたら、問診の内容などと照らし合わせて、過敏性腸症候群と診断されます。

胃腸や臓器に異常がないかどうか判断するため、X線検査や内視鏡検査、エコー検査なども必要です。大腸の状態を詳しく調べるため、全大腸内視鏡検査や注腸X線検査なども行われることもあります。いずれも、肛門から検査器具を入れて大腸の様子を見る検査方法です。

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過敏性腸症候群(IBS)の治療方法

過敏性腸症候群は胃や腸そのものに異常は見られないため、原因となっているストレスを取り除くことが効果的な改善方法です。不安なことなども少しずつなくして行くことで良くなる傾向にあります。不安やストレスの原因を根本からなくすことが難しい場合には、ストレスの発散方法を見つけるのも良い改善方法です。

医療機関で行う治療としては、医薬品を使用して、下痢や便秘の症状を一時的に抑える治療がよく行われています。ただ、薬で症状を抑えているだけなので、根本的な治療にはなっていません。また、ストレスや不安が特に強い場合には、抗不安薬などが使われることもあります。

過敏性腸症候群(IBS)の予防・ケアの方法

過敏性腸症候群を予防するには、ストレスをため込まないことが何よりも大切です。仕事や育児などでどうしてもストレスを抱えがちになっている人は、適切なストレスの発散方法を見つけましょう。ストレスに晒されても、ため込むことなく上手く発散していれば、過敏性腸症候群にはかかりにくいです。適度に運動をすることで、心と身体両方の健康を保てます。

過敏性腸症候群の予防には生活習慣も重要です。睡眠不足や過労がストレスを増大させてしまうことがあります。十分な睡眠を取り、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。食べすぎやお酒の飲みすぎにも注意が必要です。ストレスの多い状態だと、つい暴飲暴食に走ってしまいがちで、症状を悪化させてしまうことがあります。

過敏性腸症候群(IBS)に役立つ乳酸菌の選び方

不足している栄養を効果的に摂る方法

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