さまざまや病の原因と言われているストレス。「ストレスで胃がキリキリする」なんて話はよく聞きますが、ストレスは胃だけでなく、腸にも悪影響を及ぼすことはご存知でしょうか。

じつは、脳が考えるよりも先に、腸がストレスに反応します。腸は「第二の脳」と言われるくらい「考える器官」なのです。

腸は神経や血管が集中している器官であり、緊張やストレスの影響を受けやすい器官といわれています。

ここでは、ストレスが腸内環境に及ぼす悪影響について解説していきましょう。

ストレスの原因

人は皆、日常生活で様々なストレスを受けています。

腸が受けるストレスの原因は、性格や環境に左右されるの数多くの事が原因となっています。

 

朝、学校に行く前や出勤前に、不安や緊張してトイレにいきたくなる。などの心的ストレスだけではなく、働き過ぎや睡眠不足など、多忙によるストレスで腸が弱ってしまうこともあります。また、冷えや食事の内容、活性酸素、AGE(糖化物質)も腸に悪影響を及ぼします。

 

もし、「いつも近くにトイレがないと不安」という方がいるとしたら、それは生活に支障が出ているレベルです。

慢性的な下痢や便秘に悩まされている人は、腸内環境を改善するべく、ストレスの原因と向き合う必要があります。

IBS(過敏性腸症候群)について

試験前や重要な会議の前、外出先などで、急におなかが痛くなることはありませんか?

緊張する場面でお腹からゴロゴロと音がなったり、トイレに駆け込むことが多かったりするなら、それは、IBS(過敏性腸症候群)の症状かもしれません。

IBSの症状は大きく分けて下痢型、便秘型、混合型の3つに分かれます。

男性に多い「下痢型」は泥状便、水様便でお腹が慢性的にゆるくなりがちのようです。
「便秘型」は女性に多く、硬い便やコロコロしたうさぎの糞のような便になります。
「混合型」は下痢と便秘を交互に繰り返す症状です。人によってはお腹が張ってガスが止まらなくなる症状もあるようです。

過敏性腸症候群(IBS)の症状や原因、改善対策について

腸内への影響

ある調査結果で、ストレスが多い人の糞便は善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)が減少し、悪玉菌(ウェルシュ菌)の増加していることがわかりました。このように、ストレスは善玉菌の減少に関係していると考えられています。

 

一般的に、腸内には3つの菌が存在していると言われています。それは、からだにとって良い働きをする「善玉菌」と、

悪い働きをする「悪玉菌」、そして良い働きも悪い働きもする「日和見菌」です。

 

「日和見菌」は、善玉菌の方が多い環境だとそれに加勢して良い働きをしますが、悪玉菌の方が優勢になると、文字通り日和って悪い働きをする菌です。よって、善玉菌の割合を一定以上のレベルに維持すること、すなわり、適正な腸内環境に整えることが健康な体づくりにつながっています。

ホルモンのバランスにも影響

「セロトニン」と「ドーパミン」をご存知でしょうか。セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれており、ドーパミンは「生きる意欲を作るホルモン」と言われています。人が幸せを感じるとき、脳ではセロトニンとドーパミンが分泌されています。

 

セロトニンが多く分泌されると、幸福感が増して気持ちが安らぎます。しかし、不足してしまうと、落ち込みやすくなったり、イライラしやすくなったりします。このセロトニンが作られる器官は90%以上が小腸です。そして、残りの5%は脳で作られています。

また、ドーパミンも大半が腸で作られています。つまり、幸せの原料は小腸で作られているのです。そして、ホルモンが脳で分泌されて、幸せを感じるのです。

 

じつは、幸せと腸は密接な関係にあったのです。

もしも憂鬱な日々が続いているのなら、腸内環境を整えて幸せホルモンの分泌を助けてみるとよいでしょう。

ストレスで腸が悪化すると

「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが作られる腸がダメージを受けてしまうと、精神的にもふさぎがちになってしまいます。

ストレスによって腸内環境が乱れると、自律神経失調症やうつ病を引き起こしてしまう可能性があるのです。

 

うつ病の原因は脳のセロトニン不足です。よって、腸内細菌がバランスを崩して、腸のセロトニン生成に悪影響を及ぼすと、

自律神経失調症やうつ病になるのではないかと言われています。この相関関係は、まだはっきり解明されていません。

しかし、「脳腸相関」という言葉があるように、腸と脳は深い関係があるの研究で分かっており、たくさんの実験報告も発表されています。現在も脳と腸に関する研究は日々進められているようです。

 

自律神経失調症やうつ病の症状を改善していくためには、腸内フローラを改善して、腸内細菌のバランスを整えることが非常に重要だと考える医者や学者は多く存在しています。

腸内環境に悪影響を与えるストレス まとめ

ストレスと腸は密接な関係にあります。

ストレスを受けるとお腹の腸が悪くなって生活に支障がでてしまうことがあります。

また、逆に、腸の調子を整えると脳に良い影響を与えて明るい気分になります。

 

ストレスの原因と向き合って腸内環境を整えることは、生活の質を向上させる近道です。

腸内細菌のバランスを整えて充実した毎日を送りましょう。

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