腸は身体の免疫機能の約70%をつかさどる重要な器官です。

腸内環境が悪いことで、風邪を引きやすいなどの日常のちょっとした不調から、さまざまな病気につながることもあり、腸内環境の改善は身体にとっても大切なことです。

腸内環境改善のために、サプリメントを摂り入れてみようと考えている方に、サプリメントの特長やどのように生活に摂り入れると良いかを解説します。また、どんなサプリメントを摂ることで腸内環境が改善されるのかも参考にしてください。

サプリメントとは?

サプリメントは、毎日の食生活の中で、食事だけでは不足しがちな栄養素を補うための食品の総称です。
別名で栄養補助食品とも呼ばれています。

栄養素には、「糖質」「脂質」「タンパク質」という三大栄養素があり、そこに、「ビタミン」「ミネラル」を加えて、五大栄養素となります。最近では、「食物繊維」が栄養素の一つに加わり、六大栄養素として位置づけされています。

この中で、「ビタミン」「ミネラル」や「食物繊維」は、食事だけでは充分に摂りにくい栄養素とのため、多くのサプリメント製品が販売されています。

健康食品(サプリメント)と医薬品の違い

健康食品(サプリメント)は、栄養を補助的に摂取する食品であり、病気を治療するための医薬品とは異なります。

健康食品は、健康の維持、病気の予防、美容、ダイエットなどを目的に摂取するものなので、体が正常に機能している状態での使用に効果が期待される栄養源です。一般的にコンビニやドラッグストアでも市販され誰でも購入できるものです。

一方、医薬品は、病気の治療や症状の緩和を目的とするものです。厚生労働省の認可を経て、薬事法の基に、医師からの処方と薬剤師の指導がおこなわれます。

サプリメントの必要性・メリット

サプリメントに頼ることなく、食事だけで充分に栄養素を補えるのが、本来は好ましいことです。ただ、そう上手くはいかないのには理由があります。

食事の偏り

豆や海藻、根菜やキノコなどを食する和食は、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれる健康的な食事ですが、現代は、食事の欧米化により、脂質過多に陥りやすくなっています。また、外食の機会が増加、朝食の欠食など、必要な栄養素が不足しがちな状態となっています。

食品の栄養価の低下

日本の農産物は、化学肥料や季節や自然に逆らったハウス栽培などの影響で、50年前に比べると、形は良いが栄養価の低い野菜や果物になっています。その上、食べる量も少なくなっています。また、手軽で便利な加工食品では、ビタミン、ミネラルなど栄養を摂ることはできません。

ストレスによる影響

さまざまなストレスにさらされている現代。ストレスが加わると体内ではカルシウムの消費量が増して、精神が不安定になります。これが、カルシウム不足によるイライラの原因です。インスタント食品や偏った食事は、カルシウム不足を招きます。

このように食事だけで、充分に栄養を摂取することは非常に難しい現代です。食事の見直し、生活環境の改善をおこなうことが根本的な解決方法です。しかし、早急に改善に取り組むには、簡単に取り入れることができて継続しやすい、サプリメントが有効です。

サプリメントは効果がある?

サプリメントを摂っただけで、健康や痩身、美肌などに直接繋がるわけではありません。

できるだけバランスの良い食事を心がけ、そこにサプリメントをプラスすることが重要です。食事で摂った栄養素とサプリメントで摂った栄養素が合わさって、初めて効果を得ることができるものです。
そのため、サプリメントを摂るタイミングに決まりはありませんが、食後30分以内が効果的とされています。

サプリメントのデメリット

サプリメントを摂っているからという安心感から食事を疎かにしてしまうと、効果を得られないということにもなりかねません。

サプリメントには豊富な栄養素が含まれていますが、自然な野菜などの食品と比べて吸収率は良くよくないため、あくまでの食事の補助としてとらえる必要があります。

過剰摂取による健康被害が報告されているものもあり、一概にすべて安心安全とは限りません。良い製品を選ぶための知識を得て、自分自身の目で判断することが求められます。

アメリカのサプリメント事情

アメリカがサプリメント大国であることは広く知られていることです。

日本でサプリメントは食品として分類されていますが、アメリカでは、食品と薬の間に位置づけされています。アメリカには、日本のような公的な健康保険制度がありません。そのため、民間の保険制度に加入することになりますが、保険料が高額なので未加入者が多いのが現実です。

保健未加入者の医療費は高くなってしまうので、必然的にサプリメントを取り入れて病気を予防するという意識が強いのです。サプリメントの専門医もいて、法律も確立されているため、効果効能や飲むタイミングまでしっかりと表示されています。製品の種類も豊富で品質の良いものが多いのが特徴です。

腸内環境改善に必要な成分

健康への関心が高まるにつれ、サプリメントの種類も幅広く、新たな製品が増え続けている状態です。その中でも、腸内環境に有効とされているものも多く、何を摂れば良いのか迷うのではないでしょうか?腸内環境を改善するサプリメントの成分にはこんなものがあります。

ビフィズス菌

ビフィズス菌は、人の大腸内に最も多く住んでいる「善玉菌」です。整腸作用にはじまり、様々な腸内環境良くする働きを持っています。腸内で酢酸を作ることができるため、大変優れた腸内細菌と言われています。

お酢の成分で知られる酢酸は、強い殺菌力を持ち、腸の粘膜も保護するので、さまざまな疾患を招く「悪玉菌」から腸内環境を守ります。腸内環境を整えるには、大腸で酢酸を作り出すビフィズス菌を増やすことが、最も有効な方法だと考えられています。便秘改善には、まずビフィズス菌を摂るのが優先です。

乳酸菌

乳酸菌は、体のいたるところに住んでいますが、主に小腸に住む「善玉菌」です。小腸で消化吸収が適切におこなわれるように腸内環境を整えています。小腸は、免疫細胞や末梢血管が集中している臓器なので、便秘以外でも健康や美容に深いつながりがあります。ビフィズス菌で便秘が改善されない場合や、免疫を高める、冷え対策などに効果が期待できます。

オリゴ糖

オリゴ糖には、イソマルオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖などいろいろな種類のオリゴ糖があります。オリゴ糖は、ビフィズス菌や乳酸菌のエサになることで、腸内環境を整えます。

食物繊維

食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維(セルロース、ペクチン、イヌリン、キトサンなど)と、水に溶ける水溶性食物繊維(アルギニン酸、グルコマンナン、フコダイン、コンドロイチン硫酸など)があります。不溶性は、胃や腸で水分を吸収し大きく膨らみ、腸を刺激して便通を促進します。水溶性は、大腸内で発酵、分解されビフィズス菌などのエサになります。その結果、ビフィズス菌などが増えて腸内環境を整えます。

サプリメントは補うために活用する

腸内環境を改善するために摂るサプリメントの主な成分は、ビフィズス菌、乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維のように、誰もが知る代表的なものです。摂取した時の作用や効果は、比較的、実感しやすいものなので、生活に取り入れやすい種類のサプリメントといえるでしょう。腸内環境を整える食品を食事で積極的に摂りながら、足りない分をサプリメントで補いましょう。

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