慢性的な下痢に悩まされている。

または、便秘と下痢を繰り返していて、お腹に違和感がある。

そんな症状が見られる場合には、「過敏性腸症候群(IBS)」の可能性があります。

ストレスの多い現代社会。

2008年のデータによると推定約1,200万人、日本人のおよそ10人に1人がなんらかの過敏性腸症候群(IBS)の状態になっていると推測されています。

過敏性腸症候群(IBS)の症状と原因

過敏性腸症候群では、以下のような症状が起こっている可能性がみられます。

・便秘と下痢を交互に繰り返す

・残便感があるのに便が出ない

・腹痛が起こるのはいつも午前中

・便がでても硬くてコロコロした状態であることが多い

・ガスがたまる

・体重に変化がない

・休日は症状が出ない

・これらの症状が1ヶ月以上続いている

消化器専門の国際的な研究会が作ったRomeⅢは、過敏性腸症候群を「腹痛と不快感が排便または排便習慣の変化ならびに排便障害を伴うが、それらの説明しうる器質性疾患や生化学的異常が見出だせない腸管の機能的疾患」と定義しています。

ストレスも原因のひとつ

過敏性腸症候群は、ストレスが原因で起こることが多い症状です。

トイレに行けないストレスや、日頃の生活に対するストレスなど、多くのことが重なって過敏性腸症候群を引き起こすことが考えられます。

過敏性腸症候群の場合、食事、運動療法、薬の服薬など、ご自身の症状や状況に合わせて治療を行うことが大切です。

上記のチェック項目に多く当てはまる方は、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。

過敏性腸症候群(IBS)に役立つ乳酸菌の選び方

過敏性腸症候群の改善につながるとされる乳酸菌は、ビフィズス菌ロンガム種、アシドフィルス菌、ガセリ菌、ビフィドバクテリウムインファンティス35624、などが効果があるという研究があります。

ビフィズス菌には、腸内フローラを良好にする機能が備わっています。また、有害な菌によって体内で増えるアンモニアやインドールといった腸内腐敗産物を減少させる力があるため、排便状態が良くなる効果を期待できます。

アシドフィルス菌は、酸性や酸素に強いため、生きたまま腸に届くのが特徴的。結果、悪玉菌の増殖を防いで、腸内環境を改善する効果もあります。

ガセリ菌は腸内に長時間留まることができるため、腸内で発酵をし続けて、整腸効果を期待できるといわれています。

過敏性腸症候群に効果的なビフィズス菌、アシドフィルス菌、ガセリ菌が配合されたサプリメントや、乳製品を毎日取り入れることで、過敏性腸症候群の改善に効果が期待できます。

プロバイオティクスでIBSが改善

プロバイオティクスとは、腸内フローラのバランスを改善して、カラダによい作用をもたらす生きた微生物のことです。
ビフィズス菌、アシドフィルス菌、ガセリ菌などもプロバイオティクスの一種になります。

プロバイオティクスでIBSが改善するという研究で、2010年のメタ分析では19件のデータがまとめられていて、「8〜10週間の服用で便秘型IBS(IBS-C)、下痢型IBS(IBS-D)、混合型IBS (IBS-M)、すべてのIBSに改善がみられた」という結論が出ています。

参考文献:The efficacy of probiotics in the treatment of irritable bowel syndrome: a systematic review.

過敏性腸症候群(IBS)におすすめの乳酸菌サプリ

過敏性腸症候群(IBS)に効果が期待できる乳酸菌の種類

C-23ガセリ菌

C-23ガセリ菌には従来の乳酸菌のように腸内環境を整える働きがありますが、ストレスを緩和する働きもあります。

有効性試験では、ストレスを自覚している人がC-23ガセリ菌を摂取した結果、不安感の緩和やストレスによる腹痛が改善することが確認されました。

ストレスを感じたときに多く分泌されるストレスホルモンの分泌が抑えられることも分かっています。

自律神経活動とストレス応答に関わるとされる脳の部分の血流量が抑えられ、腸から脳に働きかける特徴があります。

腸は第二の脳ともいわれ、腸と脳には深いつながりがあることが分かっていますが、c-23ガセリ菌は脳で感じるストレスによって生じる過敏性腸症候群を抑える働きがあります。

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ビフィズス菌BE80株

発酵乳から分離して発見された乳酸菌です。

一般的に乳酸菌は胃酸や胆汁酸に弱く、胃や小腸で死滅しますが、ビフィズス菌BE80株は胃酸や腸液に強いのが特徴です。

胃酸や小腸の殺菌力にも耐えられるほどの強い生命力があり、生きたまま腸まで届きます。

高生存な特徴があるBE80株は大腸まで届き、大腸の中で栄養を吸収し不要なものを排出します。

有用物質が腸の中で維持されるので、腸内環境を良好に整える働きをします。

腸内環境が良くなると、過敏性腸症候群のようなおなかの不調も改善されます。

BE80株の高生存性は科学的にも実証されており、おなかの不快感を和らげる作用についても臨床試験で確認されています。

ダノンビオ

 

ラブレ菌

 カゴメと近畿大学医学部堺病院では、ラブレ菌の過敏性腸症候群(IBS)への有効性について試験を実施し、ラブレ菌の摂取によりIBSの症状が改善することを明らかにしています。

ラブレ菌を摂取した期間では、腹痛や下痢といったIBSの症状が改善しており、悪玉菌が少なく、善玉菌が多い腸内菌叢に改善していたことから、ラブレ菌を摂取することで整腸作用を介してIBSの症状が改善することが期待されます。

参考:ラブレ菌に過敏性腸症候群(IBS)の症状を改善する効果が期待 ~カゴメ、近畿大学医学部堺病院の共同研究~

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