花粉症の症状と原因

花粉症は、体内に入ってきた花粉を排除しようとしたときに起きる、免疫の過剰な反応によって発症するといわれています。

また、植物によって症状が変わってくるため、花粉症らしき症状が出たときは、どの植物による花粉症か知っておくことが大切です。植物別に花粉症の特徴や症状を紹介します。

スギ花粉

日本で最も多い花粉症の原因とされる植物です。くしゃみ、目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、喉のかゆみ、肌のかゆみなどの症状が現れます。飛散時期は2~4月です。

ヒノキ花粉

スギ花粉同様、鼻水、くしゃみが止まらなくなります。スギ花粉とほぼ同じ症状といえるでしょう。飛散時期は3月~5月。

ブタクサ花粉

スギ、ヒノキと同じく鼻や目などに症状が現れますが、場合によっては、喘息を引き起こすことがあります。また、女性の場合肌荒れを引き起こすことも。飛散時期は8月~10月です。

花粉症の改善に役立つ乳酸菌の選び方

健康のために乳酸菌を摂取することを考えている場合、同時に花粉症の辛い症状を抑える効果がある乳酸菌を知っておくだけで、症状が軽減できる可能性があります。花粉症に効果的といわれている乳酸菌の種類は以下のとおりです。

・L-92乳酸菌:アレルゲン物質の侵入を防ぎ、免疫細胞のひとつ「NK細胞」を活性化させる
・KW乳酸菌:生きたまま腸に届けて、免疫バランスを整える
・BB536乳酸菌:悪玉菌の増殖を抑える。免疫機能を高めてウイルスを撃退する効果がある
・乳酸菌シロタ株:NK細胞を活性化、ウイルス侵入を防ぐ
・L-55乳酸菌:花粉症の原因とされる、IgE抗体を減少させる。
・フェリカス菌:腸内の免疫細胞を活性化し、花粉症を含むアレルギーを緩和させる。
・LG21乳酸菌:胃酸に強い乳酸菌の為、腸内に長時間留まり、免疫機能を向上させる。
・1073R-1乳酸菌:生きたまま腸内に届くことで、乳酸菌の働きを活性化する効果がある。
・L-137乳酸菌:身体の免疫力を高めて、アレルギーを起こす抗体を減らす効果が期待できる。

花粉症におすすめの乳酸菌サプリ

花粉症の改善に効果が期待できる乳酸菌の種類

L-92乳酸菌

L-92乳酸菌はヒトの免疫機能を高め、アレルギー症状を緩和する効果があるとされています。アレルギーに関わる主な免疫細胞には、Th1細胞とTh2細胞、Treg細胞があります。普段は免疫細胞が互いにバランスを取ることで免疫機能はコントロールされていますが、ストレスや生活習慣などにより免疫バランスが崩れると、Th2細胞が優勢になり花粉症などのアレルギー症状が引き起こされます。L-92乳酸菌は、Th1細胞とTh2細胞のバランスを整える作用があります。アレルギーを発症させたマウスを用い、L-92乳酸菌が与える影響を調べたところ、L-92乳酸菌はTh1細胞を活性化し免疫バランスを整えることが分かりました。

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ラクトコッカス・ラクティス・亜種クレモリス・GCL1176株

カスピ海ヨーグルトに含まれている乳酸菌で、とろみ成分を作りだす特徴があります。クレモリス菌GCL1176株には優れた整腸作用があり、便秘改善やコレステロール低下作用、アレルギー症状の緩和作用についても知られています。GCL1176株は発酵の過程で乳糖から多糖が作られ、アレルギー緩和作用を果たすことが実験で示されています。アレルギー症状を有するマウスにGCL1176株の生成した多糖を投与したところ、アレルギー反応と関わるlgE抗体の血中濃度の上昇が抑制されたことが分かりました。lgE抗体が減少するとアレルギー症状が緩和するので、花粉症にも役立つ乳酸菌であるといえます。

 

L-55株

正式名称はラクトバチルス・アシドフィルスL-55株という乳酸菌です。乳児の腸内から発見されましたが、成人や動物の腸内にもすんでいて、腸内だけでなく口腔や膣内にも存在していることが分かりました。アシドフィルス菌のような腸内常在菌は、外部から侵入してくる病原菌を防ぐ働きがあるとされています。風邪やインフルエンザなどの感染予防に効果が期待できる乳酸菌です。一般的な乳酸菌は胃酸に弱く大半が死滅してしまいますが、L-55株は生きたまま腸に届き留まる特徴があります。腸内の悪玉菌を減らすので、腸内細菌バランスが整えられ免疫力が向上します。免疫力が強化されることにより花粉症などのアレルギー症状は緩和されます。

 

LGG乳酸菌
ラクトバチルス・ラムノーサス

 LGG乳酸菌とTMC0356菌の混合菌を摂取し続けた人は、花粉症のシーズンになっても、鼻づまりを引き起こす割合が、低くなることが分かっています。LGG乳酸菌とTMC0356菌の2つの乳酸菌で調製した発酵乳を、花粉症患者に10週間毎日摂取してもらう臨床試験が行われました。結果、プラセボ摂取グループと比較して、摂取開始9週から10週間後に花粉症による鼻づまり症状の改善が確認されています。LGG乳酸菌とTMC0356菌には、鼻アレルギー症状のうち、特に鼻づまりに一定の改善効果が得られる可能性が推測されています。

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クレモリス菌FC株
ラクトコッカス・ラクティス亜種クレモリス・FC

 クレモリスFC株は生きて大腸まで届くプロバイオティクスの乳酸菌です。粘り成分であるEPSを産生する性質を持っており、一般的なヨーグルトに比べて独特の粘りを持っています。生きたクレモリスFC株が、腸まで届くことで善玉菌が優勢になるように作用して腸内環境が整います。すると悪玉菌が減少し、花粉症などのアレルギー症状の改善が見込めるのです。また、免疫細胞の活性化や血糖値上昇の抑制やコレステロールの改善といった働きもあり、様々な健康効果が期待できます。

善玉菌のチカラ

カスピ海ヨーグルト

 

ビフィズス菌G9-1株

ビフィズス菌G9-1株は健康なヒトの腸から発見されました。主に大腸にすみつき乳酸と酢酸をつくります。悪玉菌の増殖を抑制して腸内環境を改善するビフィズス菌で、さまざまな健康効果について分かっています。コレステロール値を下げ血糖値の上昇を抑える作用があり、メタボリックシンドロームや糖尿病の予防改善の効果が期待されています。花粉症などのアレルギー症状を予防する効果もあるとされています。現代ではたくさんの人がアレルギー症状に悩まされています。免疫バランスが崩れることでアレルギー症状が引き起こされるとされていますが、ビフィズス菌G9-1株はアレルギーにも有効な乳酸菌で、花粉症対策として用いることができます。

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ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株

シロタ株は1930年に発見された乳酸菌で、胃液や胆汁などの消化液に耐える力があります。胃液に耐え生きて腸まで届いた乳酸菌シロタ株は、腸内大腸菌群を減らして腸内環境を整えます。ビフィズス菌などの良い菌を増やし免疫力を向上させます。免疫力が強まると、花粉症などのアレルギー症状改善、風邪やインフルエンザなどの感染予防に期待できます。シロタ株は、腸内の有害物質の生成を抑制する働きがあることも分かっています。健常人7名に、5週間続けて乳酸菌シロタ株を100億個以上摂取してもらったところ、腸内有害物質であるインディカンが減少しました。シロタ株は世界の医師や科学者に注目されている乳酸菌です。

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フェカリス菌EC-12株
エンテロコッカス・フェカリス・EC-12株

EC-12はエンテロコッカス・フェカリスという乳酸菌を加熱殺菌処理し、高密度濃縮した乳酸菌素材です。グラムあたりの菌数は5兆個と高密度に集菌されているので、少量でたくさんの菌数を摂取できます。死菌であるため耐熱性があり、安定した働きをします。EC-12は整腸作用による便秘改善や免疫機能調整など、さまざまな働きをすることが分かっています。花粉症を改善する効果についてもヒト試験で明らかになりました。花粉症患者にEC-12を摂取してもらったところ、花粉症の要因となるスギ花粉抗原特異的lgE抗体の産生が抑えられる傾向が示されました。花粉症などのアレルギー症状を軽減し予防する効果が期待できます。

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ビフィズス菌ロンガムBB536

健康な乳児から発見された、もともと人間のおなかにすむビフィズス菌です。一般的な乳酸菌よりも酸に強く、胃酸に負けることなく生きたまま腸に届きます。乳酸や酢酸を生成する働きがありますが、ビフィズス菌が作る酢酸には強い殺菌作用があるため、悪玉菌の増加が抑えられるといわれています。悪玉菌が減ると腸内環境は整えられ、整腸作用により便秘が改善されます。整腸作用のほか、栄養素の吸収を促すことやビタミンB群を作ること、花粉症などのアレルギーを抑制する作用についても知られています。病原菌やウイルス感染を防ぐ作用も明らかになっています。BB536は数多くの国で商品化されていて、安全性や有効性が認められています。 

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KW乳酸菌(KW3110株)
ラクトバチルス・パラカゼイ・KW3110株

KW乳酸菌は免疫細胞の濃度バランスを整える作用があります。免疫細胞の中でもTh1細胞とTh2細胞はアレルギーと深いつながりがあることが分かっています。Th1細胞とTh2細胞はお互いにバランスを取りながら免疫をコントロールしていますが、環境汚染やストレス、生活習慣の乱れなどの要因により免疫バランスが崩れると、Th2細胞にバランスが傾きます。結果、アレルギー反応と関わるlgE抗体という物質の血中濃度が高くなり、花粉やダニに接触するとくしゃみなどのアレルギー症状が引き起こされます。マウスを用いた実験では、KW乳酸菌にはlgE抗体を抑制し、アレルギー症状を緩和する作用があることが分かりました。KW乳酸菌は免疫細胞の濃度バランスを整える作用があります。免疫細胞の中でもTh1細胞とTh2細胞はアレルギーと深いつながりがあることが分かっています。Th1細胞とTh2細胞はお互いにバランスを取りながら免疫をコントロールしていますが、環境汚染やストレス、生活習慣の乱れなどの要因により免疫バランスが崩れると、Th2細胞にバランスが傾きます。結果、アレルギー反応と関わるlgE抗体という物質の血中濃度が高くなり、花粉やダニに接触するとくしゃみなどのアレルギー症状が引き起こされます。マウスを用いた実験では、KW乳酸菌にはlgE抗体を抑制し、アレルギー症状を緩和する作用があることが分かりました。

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LGG乳酸菌
ラクトバチルス・ラムノーサス

乳酸菌の中でも胃酸や胆汁酸に強く、生きたまま腸に届きます。LGG乳酸菌の表面には綿毛があり、腸の表面に付着する力が強いとされています。整腸作用をはじめ、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患に対して有効性があることが分かっています。スギ花粉症シーズンに、花粉症患者にLGG乳酸菌とTMC0356菌が含まれた発酵乳を10週間続けて摂取してもらう試験が行われました。プラセボを摂取したグループと比べて、LGG乳酸菌とTMC0356菌を摂取したグループは、花粉症による鼻づまりが改善したことが確認されました。ヒト試験だけでなく、動物試験によっても花粉症の症状が軽減されることが確認されています。

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TMC0356株

健康なヒトの腸内から分離された乳酸菌で、動物試験やヒト試験によって、すぐれたアレルギー改善作用があることが分かっています。人間の体は免疫細胞であるTh1細胞とTh2細胞が互いにバランスをとることで、免疫システムが正常に働きます。さまざま要因によりこれらの免疫細胞のバランスが崩れると、lgE抗体という物質が過剰に作られ、くしゃみや鼻づまりなどのアレルギー症状が引き起こされます。アレルギーを発症したマウスにTMC0356を投与したところ、TMC0356はlgE抗体を抑制し、Th1細胞を活性化させて免疫バランスを整えることが明らかになりました。花粉症などのアレルギー症状に有効な乳酸菌といえます。

 

リフレクト乳酸菌(T-21株)株
ラクトコッカス・ラクティス・T-21株

リフレクト乳酸菌は1990年にツルコケモモから採取されました。花粉症などのアレルギー症状を抑制する効果があるとして、今もなお研究が続けられています。花粉症の多くはスギやヒノキなどの花粉が原因で、現代では日本人の半数近くが症状に悩まされています。花粉症を抑える免疫調整物質としてインターロイキン-12という物質が重要な役割を果たしますが、リフレクト乳酸菌はインターロイキン-12の産生を促進する力が非常に高いことが分かっています。ヒト試験でも、リフレクト乳酸菌の花粉症や通年性鼻炎に対する効果が確認されています。通年性鼻炎の場合は3週間の摂取、花粉症の場合は4週間の摂取で効果を発揮することが実証されました。

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フェカリス菌FK-23株
エンテロコッカス・フェカリス・FK-23株

ヒトの腸から分離したエンテロコッカス・フェカリスを加熱処理した乳酸菌素材です。フェカリス菌FK-23株は、おなかの中のいろいろな種類の善玉菌のエサとなるため、腸内には善玉菌が増えて腸内環境が改善されます。整腸作用のほかにも、インフルエンザウイルス感染予防やアレルギー症状の緩和作用があるとされています。フェカリス菌FK-23株は有効性だけでなく、安全性についても認められています。FK-23株含有食品を健康な被験者に4週間摂取してもらい、血液や尿、血圧や自覚症状などが調べられました。有害事象や健康障害は見られずFK-23株の安全性が確認されました。花粉症対策として安心して摂取できる乳酸菌です。

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HSK201株
ラクトバチルス・プランタラム・HSK201株

HSK201株は、キャベツの漬物から分離した植物由来の乳酸菌です。酸や胃液に強く生きたまま腸に届き、腸に付着して留まる特徴があります。HSK201株は動物試験やヒト試験によって、アレルギー改善作用があることが確認されています。花粉症の時期に花粉症患者を対象にした試験が行われました。花粉症患者を2つのグループに分け、一方のグループにはHSK201株を含んだ飲料を、もう一方のグループにはプラセボ飲料を8週間摂取してもらいました。その結果、HSK201株を含んだ飲料を摂取したグループは、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの改善がみられました。花粉症の原因となるスギ特異的lgEが抑制されていることも分かりました。

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K-2株  ラクトバチルス・パラカゼイK-2株

酒粕から分離された植物性乳酸菌です。インフルエンザ感染による症状や、花粉症などのアレルギー症状の緩和作用があることが分かっています。スギ花粉症患者を対象にし、花粉症に対するK-2株の効果を調べる試験が行われました。花粉が飛散する15日前から、被験者の一方のグループにK-2乳酸菌を200mg、もう一方のグループにプラセボ食品を摂取してもらいました。その結果、K-2乳酸菌を摂取したグループはくしゃみや鼻づまり、鼻水などの症状が軽減したことが示されました。目症状においても、K-2乳酸菌を摂取したグループは目立った症状のピークがありませんでした。スギ花粉症の症状を軽減させる効果が期待できます。

   

 

S-903納豆菌

納豆菌は枯草菌のひとつで、わらなどに付着しています。数多くある納豆菌はそれぞれの菌の性質や特徴が異なりますが、S-903納豆菌は非常にすぐれた免疫機能性があります。免疫力を高めて風邪やインフルエンザを予防するほか、花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果も期待できます。2014年花粉症の時期に、S-903納豆菌の花粉症に対する効果を調べる試験が行われました。花粉症患者にS-903納豆菌で作った納豆を10週間摂取してもらったところ、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの花粉症による症状が緩和したことが分かりました。S-903納豆菌には、免疫力を高めて花粉症の症状を軽減させる作用があることが示されました。

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