アトピー症状と原因

2~3歳までの幼児にみられるアトピーの原因は、食べものが原因であることがほとんどです。消化機能が未熟な幼児は、アトピーを引き起こすアレルゲン物資に反応しやすいといわれています。

子どもから大人まで共通して挙げられるアトピーの原因は、ハウスダスト、カビ、ホコリ、動物の毛、乾燥、ひっかき傷、洗剤や化粧品などが肌に合わないことが考えられます。また、アトピーになると乾燥肌が目立つようになり、赤みをおびてきます。とにかくかゆいことから、皮膚を搔きむしってしまい、悪化するケースも多いようです。

酷い場合、皮膚が腫れあがり、赤みをおびて見ているだけで痛々しいお肌になることも。幼少期には、顔や頭部を中心にポツポツとした湿疹として症状が現れますが、成長するにつれ、関節部分、手のひら、首、四肢にもできるようになります。

アトピーは、年とともに、広範囲に広がると考えられているため、早めの治療が大切といえるでしょう。

アトピー改善に役立つ乳酸菌の選び方

アトピーは、体内の免疫バランスが崩れることで発症します。

アトピーを軽減させるためには、免疫バランスを整えることが大切です。そこで、免疫バランスを整える効果がある乳酸菌を摂取することをオススメします。たくさんある乳酸菌のなかでも、免疫バランスを整え、アトピーの軽減に繋がる乳酸菌は、「ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株」(L-92乳酸菌)と「KW3110株」(KW乳酸菌)などがあります。

L-92株は、免疫細胞のひとつである「NK細胞」を活性化させ、免疫バランスが崩れない役目を担っています。KW乳酸菌は、アトピー症状を引き起こすIGE抗体を減少させることができるため、アトピー軽減に効果的と考えられています。これらの乳酸菌は、人によって効果の有無が異なるため、2つの乳酸菌を両方取り入れてみるのも良いでしょう。

アトピーにおすすめの乳酸菌サプリ

アトピー改善の効果が期待できる乳酸菌の種類

L-92乳酸菌

L-92乳酸菌は数多くある乳酸菌のなかでも、免疫機能を高めて体にとって有益な働きをすることで知られています。有害な細胞を攻撃して封じ込めるNK細胞を活性化させ、ウイルスが体内に侵入するのを防ぐ役割を担います。現代人の多くはアレルギーに悩まされていますが、L-92乳酸菌はアトピーなどのアレルギー症状改善に効果的とされています。アレルギー症状は、免疫細胞のバランスが崩れることが原因といわれています。環境汚染や生活習慣の乱れ、ストレスの影響を受けると免疫細胞のバランスは崩れやすくなりますが、L-92乳酸菌はTh2細胞の過剰な働きを抑え、免疫バランスを整える作用があります。

アレルケア

カルピス 守る働く乳酸菌

 

ビフィドバクテリウム・アニマリス・亜種ラクティスLKM512

ビフィズス菌LKM512株は1997年に発酵乳から発見されました。ほとんどの乳酸菌は胃液や胆汁の強い殺菌力に耐えることができませんが、LKM512は胃酸に負けることなく腸まで到達します。腸に届いたビフィズス菌は大腸で増殖し、ポリアミンという細胞を元気にする物質を作ります。ポリアミンは細胞の成長や分裂に関わり、細胞が酵素を作るのを助けます。DNAを安定させ、有害物質の影響から腸を守ります。ポリアミンが作り出されることで腸内が若返ると、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状や高齢者の炎症が緩和する効果が期待できます。LKM512とポリアミンの研究は、生研センターの研究推進事業の課題に採択されました。

ビフィズス菌LKM512

 

クレモリス菌FC株
ラクトコッカス・ラクティス亜種クレモリス・FC

 カスピ海ヨーグルトに含まれている乳酸菌で生きて腸に届きます。楕円形の菌体が鎖のように繋がった形状をしていて、連鎖球菌に属します。クレモリス菌FC株の特徴は発酵過程でEPSという成分を放出することで、粘り気のあるヨーグルトが作られます。EPSの性質によって、クレモリス菌FC株は生きたまま腸に届きやすくなります。生きて腸に到達したクレモリス菌FC株は、腸内の悪玉菌を減らして善玉菌を増やします。結果、便秘が改善され免疫力が強化されます。クレモリス菌FC株を摂ると、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が改善する効果も期待できます。動物やヒト実験でも有効性が認められている乳酸菌です。

善玉菌のチカラ

カスピ海ヨーグルト

 

KW乳酸菌(KW3110株)
ラクトバチルス・パラカゼイ・KW3110株

KW乳酸菌は、ヨーグルトや発酵食品を作る一般的な乳酸菌から発見されました。ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は、体質改善や健康促進の効果があるといわれています。KW乳酸菌は免疫バランスを整える作用があり、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を軽減する効果が期待できます。アレルギー症状は、免疫細胞のひとつであるTh2細胞の働きが過剰になり、免疫細胞のバランスが崩れることで生じやすくなります。KW乳酸菌をマウスに与え脾臓リンパ球を調べたところ、KW乳酸菌はTh2に傾いたバランスを修正する働きをすることが分かりました。アレルギー反応と深く関わるlgE抗体という物質を抑制する働きがあることも分かりました。

ヤクルト ノアレ〈noale〉

小岩井 プラズマ乳酸菌ヨーグルト KW乳酸菌プラス

 

ロイテリ菌プロデンティス
ラクトバチルス・ロイテリ・プロデンティス

プロデンティスは、母乳由来の乳酸菌であるロイテリ菌から作られています。ロイテリ菌は母乳をはじめ、口腔や胃、小腸などにも存在し、さまざまな哺乳動物からも検出されています。ロイテリンという抗生物質を体内で作り、免疫力を強め体にとって有益な働きをします。生きたまま腸に届き、腸内でビフィズス菌などの良い菌と共存する特徴があるので、ロイテリ菌を摂取すると腸内細菌バランスは良好に保たれます。腸内環境を整え腸管免疫を調整する作用があり、アトピーのようなアレルギー症状や感染症に役立ちます。アレルギー対策に役立つほか、整腸作用による便秘改善や歯周病の予防改善、ピロリ菌対策などの効能について知られています。

バイオガイア ロイテリ菌 プロデンティス

 

LGG乳酸菌
ラクトバチルス・ラムノーサス

LGG乳酸菌は健康な成人の腸内から発見された乳酸菌で、強い耐性があります。ほとんどの乳酸菌は胃酸に弱く死滅してしまいますが、LGG乳酸菌は胃酸や胆汁酸に強く生きたまま腸に届きます。腸内の悪玉菌が増えるのを抑え、ビフィズス菌などの善玉菌が増え腸内環境を改善します。腸内環境を整え免疫力が向上されることで、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状が緩和し、風邪やインフルエンザを予防する効果が期待できます。LGG乳酸菌は特定保健用食品であるトクホを取得しているほか、1000報以上の研究成果が報告されており、世界で最も研究されている乳酸菌です。世界50か国で商品化されていて、世界的にも安全性や有効性が認められています。

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L-55株

L-55乳酸菌の正式名称は、ラクトバチルス・アシドフィルスL-55株です。乳児の腸内から発見されましたが、成人や動物の腸内にもすみついていることが分かりました。口腔や膣内にも存在する菌で、外部から侵入してくる病原菌を防ぐ働きがあるとされています。一般的な乳酸菌と比べて生きたまま腸に届く能力が高く、腸内に留まり有益な働きをします。腸内の悪玉菌の増殖を抑え善玉菌を増やすので、腸内環境は改善され免疫力も向上します。アトピーなどのアレルギーは免疫バランスが崩れることで生じますが、L-55乳酸菌はバランスを整えるため症状の緩和が期待できます。整腸作用や感染予防の作用についても報告されている乳酸菌です。

 

フェカリス菌EF-2001株
エンテロコッカス・フェカリス・EF-2001株

フェカリス菌はもともと人間の体内に存在している腸内細菌のひとつで、乳酸球菌に属しています。生菌でも有用な働きをしますが、死菌のほうが生菌を上回る働きをするとされています。フェカリス菌EF-2001株は加熱殺菌処理が行われていて、機能性の最大化が図られています。白血球の栄養源であるBRMが多く含まれているため、免疫力を高める効果が期待できます。アトピーとアレルギー性接触皮膚炎を発症させたマウスにEF-2001株を投与したところ、アトピーの原因になる物質lgEとlgG、及び炎症性サイトカインの減少が確認されました。アトピーやアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす物質を抑制し、症状を緩和することが明らかになりました。

   

 

フェカリス菌EC-12株
エンテロコッカス・フェカリス・EC-12株

フェカリス菌は人間の体内にもともとすみついている乳酸菌です。EC-12株はエンテロコッカス・フェカリスを加熱殺菌処理し、高密度濃縮した乳酸菌素材です。加熱殺菌洗浄により菌体が高密度に集菌され、機能性が高められています。生菌の多くは胃酸により死滅してしまいますが、EC-12株は死菌であるため胃酸によって菌数が減ることがなく、安定した働きをします。ヒト実験では、アトピー性皮膚炎患者にEC-12株を摂取してもらったところ、アトピーの原因であるとされるlgE抗体の産生が抑えられる傾向が示されました。アトピー改善のほかにも、整腸作用や感染予防、免疫力向上などさまざまな効能について知られています。

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ビフィズス菌Bb-12株

 一般的な乳酸菌は胃酸に弱く、pH4.0以下の酸性下では生きることができません。胃酸はpH1から2の強い酸性があるのでほとんどの乳酸菌は胃酸に負けてしまいますが、ビフィズス菌Bb-12株はpH2.0という強い酸性でも耐えることができます。酸に耐える力がとても強いので、生きて腸まで届くことができます。腸まで届いたBb12株は、免疫機能の指標であるマクロファージという食細胞を活性化させます。Bb-12を用いた発酵乳を摂取すると、牛乳を摂取するよりもはるかにマクロファージが活性化されることが分かりました。免疫力を向上させる作用があり、アトピーや花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果が期待できます。

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ロイテリ菌プロテクティス
ラクトバチルス・ロイテリ・プロテクティス

 ロイテリ菌は母乳から発見されたヒト由来の乳酸菌です。世界で80の国と地域の医療機関が採用している、安全性と有効性が認められたプロバイオティックス乳酸菌です。ロイテリ菌は胃酸や胆汁に耐えて腸まで届く能力が高く、腸内環境を改善します。ヒトの腸管は食物の吸収や消化に関わるだけでなく、免疫器官としても重要な働きを担っています。ロイテリ菌は口内や腸管に定着し、菌質改善や免疫調整などさまざまな働きをすることが分かっています。アレルギー症状は免疫バランスが乱れることで生じやすくなりますが、ロイテリ菌は免疫バランスを整える作用があるので、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を緩和する効果が期待できます。

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アトピーにおすすめの乳酸菌サプリ